金先物投資家 マサアキ 公式ブログ ゴールドマーケットナビゲーター

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1961年生まれ。名古屋市出身。九州大学卒業。
某名門外資系企業勤務時代に先物取引に出会い、プラチナ先物取引でわずか2ヵ月で150万円を600万円に運用。
後に金先物で600万円を7000万円まで運用。現在、資産1億円以上の富裕層向けに金投資コンサルティングを展開。 ゴールドマーケットナビゲーター(ブログ・メルマガ)を運営し個人投資家に無料で情報を配信中。

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注目された米国大統領選挙はドナルド・トランプ氏(共和党)の勝利となり、8年間に及んだ民主党政権から共和党政権への回帰という結果になりました。
金相場に対する上昇期待という視点からに限り、他のことはともかく今回の大統領選挙において共和党が(誰がではなく)勝利した結果を当欄は歓迎する立場です。
僅かな例外を除き、概して金相場は共和党政権下の方が力強く動く傾向があるからです(以下資料参照)。

【Spot Gold 月足1993~現在】 民主党政権下の金相場は強烈な急落と長い低迷期間が特徴的
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【Spot Gold 月足1969~1996】 
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民主党政権下の金相場は、金の7~8年サイクルにおいて初期の頃には派手な大上昇相場を見せることもあるようですがその上昇期間は短く、大天井後から同サイクル底打ち時間帯までの残り期間については、非常に長い弱気相場を作る傾向があるようです。

あるいはビル・クリントン政権下の8年間のように最初から最後まで低迷することもあり、いずれにしても民主党政権下における金相場は低迷する期間が異様に長いという印象があります。

この8年間のオバマ政権も民主党でしたが、2011年9月6日天井(1920.44ドル)以降、4~5年も高値更新せず低空飛行した金相場は近年では例がありません。

今回の米大統領選において共和党が勝利したことは弱い金相場の終焉と見做し、今後強い金相場の時間帯が戻って来るシグナルと当欄では捉えています。
 
振り返れば東京金は、長い三角保合いに入っていたという見方が今は出来そうです(以下チャート参照)。

【東京金 月足】
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随分と横に長く引っ張られていますが、オーソドックスなシンメトリカル・トライアングルの形成に見え
ます(下図参照)。

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この三角保合いは、その形だけ見ていても上下いずれに放れるのかが全く不明のパターンですので、他のテクニカル指標やサインなどと組み合わせてその後を予想しなければなりません。

一目均衡表の雲が随分と薄くなっており、何やら雲の下抜け寸前のような眺めですが、実は雲は捻じれていません。
結局、雲はクッションになって雲の上に戻るのではないでしょうか???
つまりこの保合いも上に抜けると見ますがどうでしょう?
 
金の調整相場が一巡したように見えます。

先週に引き続きNYファンド買越残の話ですが、通常なら11月がファンドの決算期であるはずなのに、何故10月にこれだけファンドの買玉手仕舞いが起こったのかに悩ませられるものの、何はともあれ上値が重かった原因が取り除かれてきたことは間違いありません。

今回は面白い現象も起きています(以下参照)。

<Spot Gold 日足>
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数字の発表は毎週火曜日と決まっており、発表当日に大きな陰線(買玉手仕舞いの結果)が立てば、それが数字に反映されるのは次回発表時の翌週火曜日になります。

ですから9/27(火)の陰線(売り)は、9/27(火)発表の数字(904トン)から10/4(火)発表の数字(761トン)までの143トン減の中に織り込まれているということです。

更に10/4(761トン)から10/11(605トン)までの156トン減の中には10/4の急落陰線の背後にある売りが織り込まれています。

上記で"面白い"と述べたのは次のことです。
10/7(1241.47ドル)がここまでの最安値ですが、その後相場がやや反発していても尚48トンの買越残の減少が見られることです。

相場は10/7(1241.47ドル)で底を打って次の上昇モードに入ったのか???
これだけファンドから手仕舞いが出てくればその可能性はあると思います。
あとは彼らが11月にどう動くかが注目に値するところです。
 
今夏の殆どの期間に亘り、1000トン近辺の史上最高水準を滞空していたファンド勢によるNY金の買越残数は、10月に入って一気にかなり減少しました(以下の推移表参照)。

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<Spot Gold 日足> 安値更新無しで5/30時よりもファンドの買越残水準が減っている
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直近の最高値は7/5発表の979トンですが、その直後にもう少し値を上げているので、恐らく一時1000トンを超えていたのではないかと思います(数字の発表は毎週火曜日)。

その後の高水準における滞空期間が3ヶ月も続き、10月に入って一気に約300トンの減少です。
発表された最高値の979トンからだと実に379トン減。

6月に入って上げ始める前の水準までファンドの買越残が解消されれば、まだ完全に警戒は解けないものの新規買いはかなり入り易くなってきたのではないでしょうか。

ファンドの買越残が重くなると上値は重くなり、一旦彼らの買いポジション手仕舞いが一巡しないと相場の再上昇➡高値更新も起こり得ません。

さて、ここからどうなるでしょう。
この後に期待です。281006c.png

見事に定義通りです。
金相場はいつもテクニカル的に教科書のお手本のような値動きを見せることが多く、見易い市場ですね。
 
現在最も気になるのは、金価格の先行指数と言われる北米金鉱株指数(XAU)の日足チャート上でいくつも見える窓です。

<XAU 日足> XAU日足はいつも窓だらけ
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最も低い位置にある窓は、1月から上げ始めた殆ど底値に近いものです(上図参照)。
このことは、いずれそのポイントまでXAUが下げて来ることを示唆しており、基本的に金価格もその動きに連れて同じ方向に動くということですが、窓を埋めても、窓が出来た時の金価格まで下げて来るとは限りません。

<XAU 月足> 日足の窓を全部埋めたら月足はW底か?
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XAUは2010年12月天井以来下げ続けて今年の1月に底を打ち、そして直近の8月高値まで上げてから現在は再び下方に反転していますが、このまま下に開いている日足の窓を埋め続けて行くかも知れません。

一番下の窓が埋まって直ぐに上方反転すれば綺麗な面合わせのダブル底が出来ますが、これが実現すればその後は金価格の先行指数といわれるXAUが力強く牽引する金価格の動きになるかも知れません。


<Spot Gold 月足 2008年> 更に細分化された 第1~5波 及び A~C波
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見事に定義通りです。
金相場はいつもテクニカル的に教科書のお手本のような値動きを見せることが多く、見易い市場ですね。
 
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