金先物投資家 マサアキ 公式ブログ ゴールドマーケットナビゲーター

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1961年生まれ。名古屋市出身。九州大学卒業。
某名門外資系企業勤務時代に先物取引に出会い、プラチナ先物取引でわずか2ヵ月で150万円を600万円に運用。
後に金先物で600万円を7000万円まで運用。現在、資産1億円以上の富裕層向けに金投資コンサルティングを展開。 ゴールドマーケットナビゲーター(ブログ・メルマガ)を運営し個人投資家に無料で情報を配信中。

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金相場は下値堅く推移していますが、上値も相変わらず重い展開が続いています。

テクニカル的には長期的に強気サインが点灯していると思うものの、ファンダメンタルズ的に金価格の上値を阻んでいるのはFRBによる利上げ示唆があるでしょう。

つまり現況は、FRBがドルの金利を上げればドルが強くなる➡金は強気になれない...という理屈なのでしょうが、これについて私なりに考えてみたいと思います。

まず、最近欧米の国債金利が急騰していたことを皆さんはご存知でしたか?

少なくともメディアではあまり取り上げられていなかったと思いますが、そのような内容こそ重要度が高いものです。

以下のチャートをご覧下さい。

<ドイツ10年国債金利>
270604a.png

<スペイン10年国債金利>
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<米国10年国債金利> 
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国債金利と政策金利は直接的な関係はありませんが、間接的にはあります。


<政策金利>

これは中央銀行(またはFRBのようにそれに該当する期間)が通貨を発行し、それを市中の民間銀行に貸し出す時の金利です。

そして民間銀行はその上に更に金利を載せて個人や法人に貸し出し、金利の差分が民間銀行の利益です。

ですから、政策金利と民間人が預金する時の預金金利は近い数値に設定されます。
中央銀行と民間(預金)は、両方とも市中銀行の資金調達源だからです。


<国債金利>

一方で国債金利は需給関係で決まります。
買いたい人が増えれば金利は下がり、減れば上がります。

国家破産時を除けば、国債金利は一般に景気に左右されます。

好景気には株や不動産を買って利益を狙う投資家が増えるので国債は人気がなく、つまり国債金利は上がり易くなります。

逆に不景気になると株や不動産の利回りが低下するため、資金は国債に入り易くなります。
つまりこの時、国債金利は下がります。

纏めると、好景気では国債金利上昇、 不景気では国債金利下落...というのが(あくまで)一般的傾向です。


とは言え、わざわざあまり身近でない国債に投資する人がいるのは銀行預金よりも利率が高いからです。

新聞を読んでいると、国債の積極的な買い手としては概ね市中銀行群が取り上げられています。

つまり、中央銀行から借りたお金や私たちの預金が国債購入に回っているということになり、それは国債金利が常に政策金利よりも高い(国債金利>政策金利)という構図がないと成立しないことです。



国債の主な買い手が民間銀行であることを考えると、上述したように通常、国債金利は政策金利よりも高くなくてはならず、政策金利を上げると国債金利も上がることになります。

しかし、国債金利が上がると国庫金の支出は増えます。

例えば国家の借金(国債を買ってもらった総額)が1000兆円だとし、国債金利1%なら10兆円の利息ですが、2% になれば20兆円になり、一気に10兆円も国家の支出は増えることになります。

今回の焦点はFRBです。
米国政府の財政状況は最早言うに及びませんが、FRBは本当に利上げ出来るのでしょうか???

もしかすると「やはり利上げは出来ません」という声明がどこかでサプライズ(?)になり、ことが逆に回り始めるのではないか???

仮に金利材料ではないにせよ、以下の金相場のチャートを眺める限り、この先何かサプライズが潜んでいるように個人的には見えます。

最近のドル高騰で確かに金価格の上値は重かったのですが、その急騰ぶりの割に金の下値が浅かったことについては誰も指摘しないことも不自然な気がします。


【Spot Gold 月足】 あのドル高でこの程度の金安
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金相場は、下降ウェッジの上抜け待ちです。



 





 
低迷するプラチナ価格と高騰するパラジウム価格が、1000ドルを対称軸に接近してきました。
もしかしたら両銘柄の価格はグランドクロスするなんてことも現実的になってきたかも知れません(以下チャート参照)。

【Spot Platinum 月足】 既にかなり縮んだ価格差
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【Spot Palladium 月足】 依然上向きの様相 
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商品市場に上場されていながらも実は「商品」ではない金の価格と異なり、需給が素直に反映され易い白金族の価格を思えば、ゆとりあるプラチナの地上在庫と新興国による強いパラジウムの需要からそのような結果が生まれても変ではないでしょう。

パラジウムは、世界最大の生産国であるロシアからの供給懸念を背景にかつて狂騰相場を演じたことがありました。

あの時は、特に2000年に入ってから上昇に加速をつけ、天井を打った2001年1月には1オンス1000ドルを超え、桁まで一つ増えたその価格に市場参加者は呆れる程の驚きを覚えていたはずです。

【参考:Spot Palladium の2001年1月天井 1095ドル】
 

因みにその頃のプラチナ相場はパラジウムに牽引されながら同じく高騰相場の中にあったものの、その価格水準はパラジウムに遠く及ばず、その約半分強程度の500~650ドル程度。

普段は地味な銘柄であるパラジウムにここまで牙を剥かせるロシア材料の力をその時知った気がします。

現在のロシアの国際的立ち位置を考えると、再びロシア材料でパラジウムが暴れる日が来るのだろうか...そんな風に考えたくなります。

2015~2016年は金相場にとっても上昇トレンドへの回帰が掛かる重要な時間帯ですが、プラチナ相場とパラジウム相場の価格上下関係入れ替わりが起こるのかどうかについても、貴金属市場にとってもう一つの大きな注目点です。
 
金相場は、遂に5ヶ月移動平均線と9ヶ月移動平均線がゴールデンクロスしました。

短期移動平均線のゴールデンクロスは、気モード一色だった相場が回復軌道に乗った場合、最初に見る現象です。

【Spot Gold 月足】 今度こそ...
270522a.png

実は両移動平均線は2014年央に一度ゴールデンクロスしています。

その時、待望の金相場回復に希望の光が見えたのですが、17ヶ月移動平均線に打たれて5ヵ月移動平均線は再び9ヵ月移動平均線の下に沈んでしまい、それから約1年が経過しました。

したがって今回17ヶ月移動平均線と21ヶ月移動平均線の上に出ることが出来れば、金相場は確実に回復軌道に乗ったと観ることが出来ますが、今度こそはそれが実現すると思います。

そのように見る根拠は、ドル建て金相場月足が形成しているチャートパターンが"下降ウェッジ"であることです。

上値と下値が両方とも切り下がるこのパターンが収束すると、通常は上値抵抗線の上に抜けます。

17ヶ月移動平均線と21ヶ月移動平均線はこの上値抵抗線より下にあり、過去ウェッジを上抜けることになる以上、両移動平均線は必然的に上抜けることになります。


したがって、現在の金相場が回復に向かう初期段階にあることは、この下降ウェッジによって示されているようです。

チャートパターンというものは、形成中の形を見抜くだけで相場が上に出るか下に出るかが分かる場合が
あります。

下降ウェッジ以外にまだいくつもありますので、ご興味が湧いた方は、全部まとめて解説してある無料メルマガをお取り寄せ下さい。
 
米ドルと最も対等に向き合える主要通貨はやはりユーロでしょう。

ドルの強弱を表す「ドル指数」なるものがあることは既にご周知の通りですが、特定の単独通貨との関係でドルの強弱を測るならやはりユーロドル相場チャートの出番です(以下チャート参照)。


【EUD/USD 日足】 理想的なダブルボトム
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御多分に漏れず、ユーロの対ドル下落も昨年7月からスタートしていましたが、ここにきてようやくトレンド反転の兆しが見えてきました。

上のチャートはユーロ/ドルの日足ですが、理想的なダブルボトムを形成しています。
何が理想的かと言えば、後につけた二番底の方がやや高いことです。

勢いが良くて長い上昇時間を見せる反騰をさせるのは、このような二番底の方が高いダブルボトムです。

底値の高さが逆になると反騰力が弱く、直ぐにまた下方反転して、最悪の場合はダブルボトムを下抜いて安値更新するケースが多く見られます(以下実例チャート参照)。






【参考:北米金鉱株指数 週足】 二番底が低いと弱い
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一番底を下抜いた二番底とで形成されたダブルボトムは殆どこのように安値更新します。
上のチャートで見られる現象がその好例です。


話をユーロ/ドル日足に戻すと、今回のダブルボトムは二番底が高いケースであり、昨年来からその下を推移してきた雲をも既に上抜いています。

これは明確にユーロ/ドルがユーロ高に転換したことを示すものであり、ドル安ですので同時に金相場も強気トレンドに転換しているはずです。

もう少し時間が経つとその様子が顕著になってくると思います。
先が楽しみになってきました。


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北米金鉱株指数(XAU)の現状を見ると結構良い感じのパターンが見えます。
まず日足チャートからです。


【北米金鉱株指数 日足】 シンメトリカルトライアングル上抜け+雲上抜け
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まず指数の3月底の後にシンメトリカルトライアングル形成後、このパターンを上抜けています(ライン①の上抜け)。

シンメトリカルトライアングル上抜け直後には、9か月間もその下に沈んでいたライン②もまた上抜けています。

更にライン②の上抜け直後には、一目均衡表の雲をも上抜けています。

更に更に...一目均衡表の遅行ラインもローソク足実線を上抜けており、これは相場が強気転換していることを示唆するものです。

日足チャート上で見えるものは全て強気を示唆するサインであり、金価格の先行指数と言われる金鉱株指数の強気サインは、金価格にとっても明るい兆候です。


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