金先物投資家 マサアキ 公式ブログ ゴールドマーケットナビゲーター

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1961年生まれ。名古屋市出身。九州大学卒業。
某名門外資系企業勤務時代に先物取引に出会い、プラチナ先物取引でわずか2ヵ月で150万円を600万円に運用。
後に金先物で600万円を7000万円まで運用。現在、資産1億円以上の富裕層向けに金投資コンサルティングを展開。 ゴールドマーケットナビゲーター(ブログ・メルマガ)を運営し個人投資家に無料で情報を配信中。

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こんにちは。
マサアキです。


「金先物」 という言葉はあなたもお馴染みのはずですが、 

では「金スポット」という言葉はご存知ですか?

「金スポット」とはリアルタイム金現物価格(ドル建て)のことです。

英語では Spot Gold と言います。


現物相場も先物相場に連動して動いている相場ですが、

スポット市場は平日24時間ノンストップで動いています。 

スポット市場が止まっている時間を日本時間で言えば、

土曜の朝6時から週明け月曜日の朝7時前までの間だけです。
 

それ以外の時間帯は全く休み無しで動いていて、世界中どこにいても取引可能です。 

毎日終り時間のある先物相場とはこの点が大きく違います。


トレーダーの中には日計りトレーダーのような超短期取引をしている人もいます。

それを金CFDで行うとなれば、営業時間の長いSpot Goldを普通は選ぶでしょう。

ニューヨーク先物市場が終わり、

現物市場だけが開いているという数時間に大きく動くなんてことも

実際過去にはありました。 


以下に実例をお見せしましょう。

【NY金 日足 2009年3月18日 終値】
↓クリックで画像拡大↓
52.jpg
※上記チャートは、コチラの業者のチャートを利用しております。


ニューヨーク金市場の終わり時間は日本時間で午前3時頃です。

2009年3月18日、この陰線の大きさを見ればお分かりの通り、

高安65ドルあり、始まり値から終値だけでも36ドル下げて終了しています。


次は、同じ日のSpot Gold チャート です。

【Spot Gold 日足 2009年3月18日 終値】

↓クリックで画像拡大↓
53.jpg
※上記チャートは、北辰物産の「DIAS Pro」を利用しております。


ニューヨーク時間の終値を見届けてから床に入り、

朝起きてみたらSpot Gold の方はこの矢印で指した陽線でした。 

NY終了後、誰かの発言で60ドル近くも巻き上がっていたのです。

ニューヨークが閉じてから2時間以内の出来事だったはずです。

当然、午前9時からの東京市場はSpotを反映して始まります。

この日は東京市場にもビックリした人が大勢いたことでしょう。

イザの時に手仕舞い可能な時間帯が長い市場の方が好ましいことは

言うまでもありません。

ドル建て金取引なら、金CFDでSpot Gold の方を私はお勧めします。


私が提供している無料メルマガのテクニカル講座も、

ドル建て金チャートはSpot Goldの方を採用しています。 


Spot Gold なら北辰物産の「DIAS Pro」で分足チャートまで分析可能

だという理由もあります。

Ny金では分足分析が出来ませんし、

ボラの大きい現在の金相場分析は、

日足チャート止まりでは不足感がある時代ですから。


では、また。

 

2013/04/19 21:29
こんにちは。
マサアキです。


一昨日の4月15日、ドル建て金価格は

一日に動いた幅としては史上最大の下落幅を見ました。

その幅は何と160ドルにも及び、

2008年10月10日の108ドル下落を遥かに超えました。

2008年10月といえばあのリーマン暴落の時であり、

前回8.5年サイクルの底値模索時です。

今回の落ち方もその暴落振りは当時と全く同じです。

明らかに長期サイクルの節目を模索した動きであることは間違いありません。


2011年12月29日の1522ドルを下抜かないで1800ドルを超えて上がっていれば、

金はその安値が34ヶ月サイクルの底値となり、

今頃はとうに2000ドルの上で推移していたことでしょう。


しかし、合計3回チャレンジするも1800ドルを超えることは出来ず、

逆に1522ドルを下抜けたことが新たな下値模索を呼ぶ結果になり、

現在尚その真っ最中です。


これでドル建て金相場は、

現在ある長期サイクルが二つに分れる(2位相)ということになり、

どうやらその前半のハーフサイクルの全上げ幅1239ドルに対する修正中

であると思われます。

これ程の大きな上げ幅に対する修正なのですから、

それ相応の大きな修正になることは道理です。

これで金相場が終わったなどとは思わないで下さい。

とにかく今の金相場は変動が大きいのです。

下がった幅だけを感情的に見てしまうと終わったように見えてしまうと思います。

何が起こっても相場を冷静に見るメンタルトレーニングもトレーダーには必要です。


この先、金相場はどのようなチャートパターンを描きながら

何を節目に選んで下げ止まり、再上昇を開始するのでしょうか。

金相場のテクニカルを勉強すると金相場の未来予想図が描ける場合が多くなります。

何の根拠も無い当てずっぽうの予想はまず当たることはありませんが、

テクニカルの教科書は相場の交通ルールブックです。


これらを覚えることによって先の動きが段々と見えてくるようになり、

金相場の未来や近未来がシナリオとして描けてくることが多くなってくるものなのです。

これを機会にあなたも是非、相場の勉強を始めてみて下さい。

あなたの金相場知識強化には、私の無料メルマガがお手伝いします。

市販の本には書かれていない内容も盛りだくさんです。

サイクル論やチャートパターンなどについても惜しげもなく書いています。

是非、参考に読んでみて下さい。


では、また。

 

2013/04/17 21:25
こんにちは。
マサアキです。


4/12(金)の、金相場の急落にはビックリされたでしょう。

今回はドル円ではなく、ドル建て金価格の方が引っ張りました。


一部の人には過去数ヶ月間、

「まだ明るい見通しをお伝え出来ません」 

と歯切れの悪い言葉ばかりでお伝えしていました。

何せ、スッキリしていなかったのです。

何がスッキリしていなかったかと言えば、サイクルの底値確定が・・・です。


2011年9月6日の高値1920ドル以降、4/11(木)までは、

2011年12月29日の1522ドルが、長い間最安値であり、続けていました。

これがその高値以降の底値になっていたかも知れないとされていましたが、

4度も1700ドル台以上に跳ね上がりながら、

何度も1500ドル台前半まで引っ張り戻される動きは、

長期サイクルのケジメがまだついていないことを示唆していた
のでしょう。


チャートパターン的にも上限を1800ドル、下限を1520ドルにした、

巨大な横這いチャンネルの中での往来相場でした。 


このチャンネルの中へは1800ドルの上から下りて来て入った形になっていましたので、

このチャンネルは下抜けで定説通りだったのです。


概ね下図のような動きですね。

51.jpg

何はともあれ、こんなに長く掛かる調整は私も初めて経験します。

本当に疲れますね。


ドル建て金相場は、ここから先は底値確認の時間帯になります。

昨晩の値段が底だったかも知れませんが、

そうであったのかを確認していく作業が相場に取り組むということです。


間違いないと思うのは、ドル建て金相場は過去1年半以降

最良の買い場を提供してくれているだろうことです。


私の無料メルマガには、金相場に頻出するチャートパターンが紹介されています。

今後、昨晩のようなことが起こっても冷静でありたい方は、是非お申し込み下さい。

他にも有益なテクニカル情報が満載です。


では、また。

 

2013/04/14 21:21
こんにちは。
マサアキです。


1980年1月18日、ドル建て金価格は現物価格ベースで1オンス835ドルをつけました。

これが、それ以降27年以上の長きにわたって破られることのなかった

当面の天井でした。

当時としてこれはとても凄い数字で、

二度と再び見ることはない数字だろうとよく言われていました。


しかし、ドル建て金価格は2007年11月7日に845ドルをつけ、

実に27年ぶりに最高値が更新されたのです。

それ以降、ドル建て金価格は値をグングン伸ばし、青天井の域に入りました。

今日までの最高値は一昨年9月6日につけた1920ドルです。 

私はこれさえまだ長期上昇途中の中段高値に過ぎないと思っています。


一方で、円建て金価格はというと、やはり同じ1980年1月に最高値をつけています。

当時は国内に金先物市場がまだ存在していませんでしたので、

現物小売価格ベースですが、その時の価格が、1グラム6495円です。

ドル建て金価格の場合と異なる点は、

円建て金価格の今日までの最高値が、

今でも1980年時の高値であり続けていることです。


外貨建て金価格は全て最高値を更新している中、

唯一私たちの円建て価格だけが、今だに1980年時の高値を更新していないのです。

その理由は、

高度成長時代から続いてきたドル円が、一貫した円高トレンドだったことです。

とにかく円建て金価格につきましてはドル円レートの影響をまともに被ってきたのです。

1980年1月当時のドル円レートは、1ドル240円でした。

今とはレートが百数十円も異なるドル円環境では、

いくらドル建て金価格が当時の2倍以上の価格なっていても、

国内価格は当然に値を消されてしまいます。



各々のチャートを見て比較してみましょう。


【ドル建て金相場 過去33年間の足跡】 1980年1月レベルの2倍以上を既に達成済み
↓クリックで画像拡大↓
49.jpg
※上記チャートは、コチラの業者のチャートを利用しております。


【円建て金相場 過去33年間の足跡】 いまだに1980年1月レベルの下にいる
↓クリックで画像拡大↓
50.jpg
※上記チャートは、北辰物産の「DIAS」を利用しております。


いかがでしょうか。 

円高によってどれだけ円建て金価格が値を削られてきたかが、一目でお分かりだと思います。

ドル建ても円建ても同じチャート形を描いているのはお分かりだと思いますが、

右端が伸び悩んでいるのがよく見えますね。


ところで説明が遅れましたが、1980年1月の金価格大暴騰の原因は、

ソ連(当時)のアフガン侵攻と説明されています。

いわゆる戦争有事という材料で、

金相場がよく動く材料だと昔はよく本に書かれていました。


しかし、現代においては

戦争絡みの有事で金価格が大きく動くことはあまりなくなりました。

あの9.11テロの時でも、その材料そのものでは13ドルしか上がらず、

肩透かしをくらったものでした。

今は何かの材料で動くとするなら、

現在はユーロ危機などの金融有事に対する反応の方が顕著です。


金相場のボラティリティがまだ小さく、今に比べれば動かないに等しかった頃、

私は既に金相場に参入していました。

初心者の頃は、私もこのようなファンダメンタルに傾倒していました。

相場が動いた理由説明に納得性を求めていたからだと思います。

報道される出来事に比べると、テクニカルなどというものは胡散臭く、

何故それが相場の動きを決める力があるのか

納得もしにくく、どこか気色が悪かったのです。

心のどこかでテクニカルを認めたくない気持ちは昔の私にも多分にありました。

しかし、有事がサプライズになって相場が大きく動くタイミングは、

何故か分らないのですが、

必ずテクニカル的につじつまが合うポイントであることに気付きました。


実は、先日の東京金相場の大反騰もそうだったのです。

実は、一部の人たちにはあの時の動きについては事前に、

一つのシナリオとして含みながら構えておくように通達はしていましたが、

何とその通りになってしまいました。

メッセージを受け取っていた人は、

これを読んでいて何のことだかよくお分かりだと思います。

動いた原因は、

「これまでとは次元の異なる金融緩和云々」による円安だったのですが、

テクニカル的にはこうなるはずだと思ったタイミングには、

当局によるサプライズ発表がいつも不思議に重なり、

それが実現することは本当に不思議なことです。 

"いつも"そうなのです。 

相場とは不思議に上手く出来ているものなのです。


相場には"出遅れ"という言葉がよく使われます。

円建て金は長年続いた円高により、他国の金価格にかなり出遅れているのです。

相場の出遅れというものは、どこかで解消されようとする動きを見せるものです。

円建て金相場にとっては、ちょうど今がその局面であろうと思います。

これは相場の自立的な動きです。


現在は円安が先行しています。

重要なことは、この円安は"トレンド"であり、

一時的な反騰や反落などの短期的な動きのレベルのものではなさそうであることです。

長引くドル建て金相場の調整に一度ケジメがつき、

安止まりしている円にドル建て金の上伸がやがて重なるでしょう。 

そして、その時増幅された円建て金価格が示現するであろうことは

誰でも想像が出来ると思います。

トレンドというものは、一度出来上がると容易に変化するものではありません。

テクニカルの勉強を始めると、そういうことも段々と自分の理解として浸透してきます。


私はいつも皆さんに、

「テクニカルを勉強すれば今よりも金相場からお金を稼ぎ易くなりますよ」

と言い続けてきました。 

私の無料メルマガで金相場に特化したテクニカルが学べますから、

ぜひ読んでみて下さい。

きっと大きな感動があると思います。


では、また。

 
2013/04/10 20:44
こんにちは。
マサアキです。


金を含む国際商品価格は、言うまでもなく基軸通貨米ドル建てで表示されています。

しかし、通常私たちが国内で商品相場に取り組む時は、

一部のCFD筋を除いて円建て取引のケースがほとんどだと思います。

円建てで取引しているからという理由で、

見るチャートも円建てだけになりがちな人もいますが、

それはあまり宜しくありません。


たとえ国内で円建て取引をしている人でも、

ドル建てチャートを合わせて見て欲しいと思います。

ドル建てチャートにはサイクル論という便利なツールを適用することが出来て、

先も読み易くなるからです(もちろんサイクル論を勉強していればの話です)。


「それならいっそ円建て取引など止めようか」

とお考えならそれも一つの選択肢でしょう。

事実、同じ理由でドル建て取引に切り替えた人はいます。

ドル建てチャートもドル円チャートも見なければならないことに嫌気がさし、

相場の分析を最少限にしたいのであればそれでも良いのではないかと思います。


サイクル論のような有益情報を直接適用出来る

「ドル建て金CFD」はお勧めです。

そうすればドル建てチャートだけ眺めていればOKです。


私が普段からよく語るサイクル論はドル建ての話です。

円建てですと、その上にドル円分析の網をかけることになり、

分析精度のブレも出易くなります。

為替も合わせて気にしなければならない円建て取引は、

ドル建てで取引している人に比べて必要以上に忙しくされ、やや疲れるのも事実です。

ちょうど今の金相場でそのように感じておられる方も多いのではありませんか?


CFDは国内金先物と違い、差金決済のみで現受けは出来ないはずですが、

どうせ現受けは1kg単位でしか出来ませんし、

一本500万円超えと随分と価格が高くなってしまい、

容易なことではなくなっています。 


今は、出来るだけ楽な分析作業で取引をし、

得た利益で買える分だけの金現物を無理をせず買っていくやり方

が良いような気がします。


昔はCFDなるものはありませんでしたが、

今は選択肢が増え、国内にいてもドル建て取引は出来る時代になりました。

ドル建て取引は、円建て取引に比べて

分析時に見るべきものが少なくて良いという理由で、

昔から多くのトレーダーたちから切望されていたと思います。

各自の都合を考え、自分に合う方を選べば良いでしょう。

サイクル論の勉強なら私の無料メルマガがお手伝い致します。

是非、ご登録下さい。


では、また。

 

2013/04/06 20:41

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