先月もまた17ヶ月移動平均線に打たれ、
10月6日には遂に100ヶ月移動平均線まで叩き込まれました。
銀価格が2013年12月31日を下抜いていても金価格が同日につけた安値を下抜いていない現在、
異市場間強気ダイバージェンスは今日現在まだ有効です。
<Spot Gold 月足> 17本目安値だった?↓クリックで画像拡大↓

※上記チャートは、
北辰物産の高性能相場分析ツール「DIAS Pro」を利用しております。
今月は6日に安値(1182.87ドル)をつけて以降、ここまで反騰中です。
チャートパターンの側面からではあまり良い形には見えませんが、
この先どこまで上に行けるのかに関心が集まります。
上のチャート上で
金価格の上値をここまで抑えてきているのは
17ヶ月移動平均線(現在1282.62ドルで下落中)ですが、
同移動平均線を上抜けることが強気復帰への第一条件となります。
その実現可能性はどうなのでしょうか?
基本数値カウントの基点を①と②の二つ設定してみました。
カウント基点①から2014年10月は25本目になり、
ここからのカウントだけだと26本目が反騰足になるのか、
あるいは更なる安値を目指して26本目で底値をつけようとしているのかがよく見えません。
ただ、もう一つのカウント基点②からですと2014年10月は17本目になります。
したがって9月安値を下回る安値をつけた10月が基本数値"17"と合致するということは、
少なくとも翌11月は10月の高値を抜き超える高値を見る可能性があります。
もし上記で観た通り11月が10月高値を上抜いた場合、
17ヶ月移動平均線を抜き超えているか否かがその先を判断するキーになると思います。
もしそれでも同移動平均線を上抜けられなければ依然として深値押しリスクとの共存続行です。
しかし、上抜けると極端な深値押しのリスクは後退し、
ゆっくりと上昇トレンドに回帰していく可能性があります。
したがって、
現在は金相場にとって重要な17ヶ月移動平均線がカギを握っている相場です。
海外では金相場でトレンド反転の目途に使われる重要移動平均線というと、
上記の17ヶ月移動平均線のように国内のゴールドトレーダーが
ほとんど意識していない耳新しいものを多く含みます。
上記のように月足のみならず、週足や日足についてもキーになる移動平均線を
私が
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