こんにちは。
マサアキです。
世間を賑わしているアベノミクスですが、
国内においては各々の立場によって悲喜こもごものようです。
今回のアベノミクスによる
円安の恩恵を一番受けているのは誰でしょう?
恐らく
外国人観光客ではないでしょうか。
先日、日本を訪れている外国人観光客が何を土産に買ったか
袋の中身を見せてもらう街頭インタビュー番組をテレビでやってましたが、
あなたはご覧になりましたか?
私は公私共に外国との繋がりが多いので、
日本人が意外に思うものを外国人が欲しがることは個人的にはよく知っていました。
番組が伝えていたことは、円安によって海外から日本にやって来た観光客が
いかに恩恵を受けて喜んでいるかということでした。
しかしそんなことは当たり前なので、
私の関心は、日本の何が彼らに売れているのだろうということでした。
彼らが日本の何に対して熱狂的になっているかは十"国"十色のようです。
例えば、東京駅で普通に売っている 「東京ばな奈」という東京土産があります。
日本人にとっては普通のお土産でしかありません(確かに美味しいですけど)が、
インドネシアでは 人々が熱狂する程の人気商品なのだそうです。
それが今回の
円安のおかげで、同じ予算で数ヶ月前よりも30個も余計に買うことが出来たと言って喜んでいる様子をテレビで見ました。
もう一つ例えば、ロシア人は日本に来ると、日本の栄養ドリンクを大量に買い込んで
帰国する人が大変多い傾向があります。
ロシア人は医薬品や健康食品への関心が強く、
日本のドラッグストアでは彼らの国には無い魅力的な商品がたくさんあるようなのです。
元々、他国民に比べるとロシア人は値段の高低をあまり気にしない人たちではありますが、
それでも円安は重宝しているはずです。
何せ購入量が半端じゃありませんので・・・
また、よくスーパーマーケットで日本のインスタントカレーを
たくさん買って帰る外国人も結構いるようですし、
日本のサラリーマンが普通に使っているPass Case(定期入れ)なども、
母国の家族や友人にお土産としてまとめ買いして帰国している人を見たこともあります。
留学を終えて帰国する人が、
日本滞在中に気に入ったウォシュレットを買って帰国する人が非常に多いことは
最近テレビがよく取り上げますが、それについても私はもっと前からよく知っていました。
実例を出せば枚挙に暇がありませんが、日本で普通に売っているモノには、
日本人にとっては日常的なものでも、彼らの国には新鮮なモノが非常に多く、とにかく日本は多くの外国人にとってとても魅力的な国なんです。
大好きな日本製品をたくさん買えるようにしてくれたアベノミクスは
外国人観光客に大変喜ばれていることは間違いありません。
しかし、実は
円高であった時でも日本製品は売れていたのです。
それはそうでしょう。
日本からでなければ手に入らないものがこれだけたくさんあれば、
お金に糸目をつけている場合ではありません。
外国人観光客にしてみれば今回のアベノミクスは、
彼らが日本で買いたかったものを買い易くしてくれたということで、
海外一般人からの評判は上々のようです。
洞察力の高い人で行動力も伴っていた人の中には、
とうに海外への輸出ビジネスを円高時代から始めていた人もいました。
今はそんな彼らにとっても追い風がきっと吹いているでしょうね。
外国から輸入したモノを日本人に売るよりも、私はこちらの方がイケるような気がしますよ。
お金の使い方にも国別傾向があり、前出のロシア人は豪快にお金を使ってくれる上に、
品質への信頼感を値札で判断するという考え方から、
値段の高いものを優先的に選択する傾向があります。
あなたも輸出ビジネスをやってみられたら如何ですか?
ただ、その前に自分の足で実際に外国を歩いてみることをお勧めしたいですね。
メディアの報道は大変偏っている場合もあり、手放しで盲信出来るものではありません。
何事も自分の目で見て確かめてから始めるべきと思います。
また、自分自身で見たり触ったりして良かったものは自信をもって売り込めますから。
金(ゴールド)でお金を作ったら、少し相場を休憩して、
その間、海外を歩くというのも悪くありませんよ。
以前の私のように・・・
では、また。