金先物投資家 マサアキ 公式ブログ ゴールドマーケットナビゲーター

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1961年生まれ。名古屋市出身。九州大学卒業。
某名門外資系企業勤務時代に先物取引に出会い、プラチナ先物取引でわずか2ヵ月で150万円を600万円に運用。
後に金先物で600万円を7000万円まで運用。現在、資産1億円以上の富裕層向けに金投資コンサルティングを展開。 ゴールドマーケットナビゲーター(ブログ・メルマガ)を運営し個人投資家に無料で情報を配信中。

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金相場は上値が重く停滞気味ですが、底値もまた堅く1300ドル割れも見ていません。
7/6高値(1375.12ドル)以降、50~60ドル幅のレンジ相場の中にいるようにも見えます(以下参照)。

【Spot Gold 日足】 往来相場の中
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通常、夏の金相場は前半が堅調で後半(8月)が軟調であることが多い傾向があります。
今夏もご多聞に漏れず軟調といえば軟調でしたが、その割には下値が浅かった印象が残ります。
やはり新長期サイクルがまだ若いということもあるでしょう。

ところで金相場には34ヶ月サイクルなるものが存在していますが、これが三位相パターン(三波構成)になると、三つの11.33ヶ月サイクルがその中に入ります(下図参照)。

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【Spot Gold 月足】 10~11月までは軟調か?
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月足チャートで見ると、65ヶ月移動平均線と雲の下限線が上値抵抗ラインとして機能している様子が見て取れます。

新7.4年サイクルにはいってまだ9ヶ月目でもあり、もしかするとこれが11.33ヶ月サイクルの天井だったか???

もしそうであった場合、金相場が再び強気になるのは13ヶ月目になる2016年12月辺りからかも知れません。
 
ドル建て金相場はシンメトリカル・トライアングルが収束してきました。
この三角持ち合いは上下いずれに抜けるのかが分からない厄介なパターンですが、50ヶ月移動平均線を既に上抜けて以降、65ヶ月移動平均線(現在1393.01ドル)が真上にありながら未到達であることより、多分同線に向かって上に出て行くのではないかと見ています。

<Spot Gold 日足>
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65ヶ月移動平均線の近辺には黄金率的に計算される節目もあり、もしかするともう少し伸びるかも知れません。

5/2(1303.75ドル)から5/30(1199.87ドル)までの下落幅103.88ドル下落幅の2倍返しが1407.63ドル、そして7/6(1375.12ドル)から7/21(1310.00ドル)までの下落幅65.12ドルの1.5倍返しが1407.68ドルと両者の数字がかなり近似していることから、瞬間値として目先はこの辺りまでは昇って来る可能性があると思います。

その後は65ヶ月移動平均線に一度は抑えられた格好で、少し時間をかけながら次のタイミングを窺うのではないでしょうか?
 
金相場は今年に入ってから一貫して上昇モードですが、間もなく月足の雲の下限線に到達後はそろそろ
一旦調整が入るかなと見ています。

一目均衡表の雲の下限線(先行上限)は奇妙にも65ヶ月移動平均線(1393.19ドル)とも合致しており、
また上げ始めた2015年12月から起算しても、2016年8月は天底に合致することが多い基本数値に該当する9本目高値の月でもあります。

【Spot Gold 月足】
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ドル建て金相場は第三7.4年サイクルに入ってまだ日柄の浅い相場ですので極端な深押しは無く、これから年末年始に向かって月足の厚い雲を上抜ける準備に入ると見ています。

現在突き刺さりかけている雲の部分からでは、そのままの角度で続伸しても雲を突き抜けることは難しそうです。雲の右端が重く垂れ過ぎています。

ここは少し潜ってもう少し雲の低い部分から突き刺さり直す必要があるでしょう。

因みに直近高値7/6(1375.12ドル)は、2011年9月6日高値(1920.44ドル)から12/3(1046.25ドル)までの下げ幅874.19ドルの0.382倍戻しの水準(1380.19ドル)には僅かにまだ達していません。
この上昇相場はまだまだ全然若いと言えるでしょう。
 



昨年の12月3日で長期サイクルが底を打ったと思われるドル建て金相場ですが、一方で円建ての東京金週足は、逆三尊パターン(下図参照)を描いているように見えます。
<逆三尊パターン>280706a.png                                     

【東京金 週足】 逆三尊になりそうな東京金280706b.png
分厚く垂れる一目均衡表の雲の中に入ることが出来、まずは一安心です。ただ、雲が捻れて先行上限が先行下限の上になった雲の上を推移し始めるまでは、特に雲の中にいる間は藻掻く可能性があります。
言うまでもなく円建て金相場はドル円の影響を受け、円高は堅調なドル建て金相場の上昇角度を緩めます。
そのドル円ですが現在は、長期16.5年サイクルの中の第一5.5年サイクルの底(円高の極み)を目指している真最中です。
それなりに堅調推移するであろうと思いますが、これが当面の間は東京金には重石として働くことになりそうです。
【ドル円 月足】 年内一杯はまだ円高か280706c.png
新16.5年サイクルの第一5.5年サイクルが一度底を打てば、再び円安の流れがしばらく間やってくることになります。
その時、東京金相場にも大きな増幅効果をもたらす追い風が吹くことでしょう。
 
日本時間の去る6月24日正午過ぎは、英国のEU離脱決定という材料を背景にして多くの資金が金市場に流入しました。

この時は、国内の早朝7時頃から正午過ぎ頃までのわずか5~6時間で何と108ドル以上もの上昇を見せましたが、この上げ幅は一日の上昇としては史上最大級であり、直近では2008年9月17日の92.05ドル上昇幅を抜くものでした。 

【Spot Gold 30分足】 108.11ドルも上昇
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為替や株も含めて全市場が大きく揺れたため、非常にインパクトの大きかった一日ではありました。

しかし、こと金相場に関しては以前の投稿記事でも申し上げている通り、長期サイクルが昨年の12月3日(1046.25ドル)で底打ちしているため、既に次の長期サイクルの天井に向かう時間帯に入っていますので、金相場はこのサイクルの天井を打つまでは強気の動きを見せて当然です。

その意味では今回のような急騰場面があって当然であり、逆にいつかこういう場面が出てくることは分かっていたといえば分かっていたわけです。

ただ、東京金に関しては、年内一杯の頃までは第一5.5年サイクルの底(円高の極み)を目指しているため、強いドル建て金相場ながらも、円建て金には少し向かい風が吹くでしょう。

つまり目先の円建て金相場は、今しばらく強いドル建て金相場と円高との綱引きになる見込みであり、一度ドル円の5.5年サイクルが底を打てば、この綱引き相場から開放されるはずです。
 
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