金先物投資家 マサアキ 公式ブログ ゴールドマーケットナビゲーター

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1961年生まれ。名古屋市出身。九州大学卒業。
某名門外資系企業勤務時代に先物取引に出会い、プラチナ先物取引でわずか2ヵ月で150万円を600万円に運用。
後に金先物で600万円を7000万円まで運用。現在、資産1億円以上の富裕層向けに金投資コンサルティングを展開。 ゴールドマーケットナビゲーター(ブログ・メルマガ)を運営し個人投資家に無料で情報を配信中。

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金相場が基本的に米ドルと反相関関係にあると語る人は多いと思いますが、ユーロのサイドに立ってその裏返しで語る人の数はかなり減ります。

基軸通貨米ドルに次ぐ使用人口を誇る通貨ユーロは市場においてドルに次ぐ存在感があり、金相場にとってもその影響は軽視出来ません。
今の時代、カギは米ドルばかりではありません。

ユーロ・ドル相場において両者はシーソー関係ですから、当然に米ドルが安ければユーロが高くなり、米ドルが高ければユーロが安くなります。

<金・ドル・ユーロの基本関係>

  米ドル高  ←→ ユーロ安(この時は金価格安)     

米ドル安  ←→ ユーロ高(この時は金価格高)  

...ということです。
    
【ユーロ・ドル 週足】
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【Spot Gold 週足】
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上の二枚のチャートを見れば、ほぼ同じ上下動リズムで動いているのがよく分かります。
つまり通常時のユーロに焦点を当てれば、金価格と通貨ユーロは順相関関係です。

但し、ユーロ圏経済に衝撃が走ったりする時にはこの関係が崩れることもあります。
その時ばかりは米ドルと金価格が順相関関係になることもありますが、ドル、ユーロそして金の相場動向については基本的に上記の関係です。
 
米ドルが国際金価格(ドル建て)と基本的に反相関関係にあることは周知の事実ですが、そのドルが結構な高値圏に来ています(以下チャート参照)。

【ドル指数 月足】 数値100ポイント
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米ドルの強弱を測るための「ドル指数」なる概念がありますが、80年代後半以降、概ねドル指数100ポイントをやや超えるの水準は、高くなり過ぎたドルがそろそろ反転修正に入り出すポイントでした。

ドルは今丁度100ポイントに到達したところであり、ここから先のドル高余地は限定的ではないかと思います。

しかも月足チャート上で見える窓が開いており、いずれはこれを埋める方向(すなわち同指数下落)に反転するであろうと思われますが、今しばらく高値圏での揉み合いが続く可能性もありますので早合点は禁物です。

本格的に窓埋めに向かい出した時が金相場の出直り局面になるでしょう。
 
注目された米国大統領選挙はドナルド・トランプ氏(共和党)の勝利となり、8年間に及んだ民主党政権から共和党政権への回帰という結果になりました。
金相場に対する上昇期待という視点からに限り、他のことはともかく今回の大統領選挙において共和党が(誰がではなく)勝利した結果を当欄は歓迎する立場です。
僅かな例外を除き、概して金相場は共和党政権下の方が力強く動く傾向があるからです(以下資料参照)。

【Spot Gold 月足1993~現在】 民主党政権下の金相場は強烈な急落と長い低迷期間が特徴的
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【Spot Gold 月足1969~1996】 
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民主党政権下の金相場は、金の7~8年サイクルにおいて初期の頃には派手な大上昇相場を見せることもあるようですがその上昇期間は短く、大天井後から同サイクル底打ち時間帯までの残り期間については、非常に長い弱気相場を作る傾向があるようです。

あるいはビル・クリントン政権下の8年間のように最初から最後まで低迷することもあり、いずれにしても民主党政権下における金相場は低迷する期間が異様に長いという印象があります。

この8年間のオバマ政権も民主党でしたが、2011年9月6日天井(1920.44ドル)以降、4~5年も高値更新せず低空飛行した金相場は近年では例がありません。

今回の米大統領選において共和党が勝利したことは弱い金相場の終焉と見做し、今後強い金相場の時間帯が戻って来るシグナルと当欄では捉えています。
 
振り返れば東京金は、長い三角保合いに入っていたという見方が今は出来そうです(以下チャート参照)。

【東京金 月足】
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随分と横に長く引っ張られていますが、オーソドックスなシンメトリカル・トライアングルの形成に見え
ます(下図参照)。

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この三角保合いは、その形だけ見ていても上下いずれに放れるのかが全く不明のパターンですので、他のテクニカル指標やサインなどと組み合わせてその後を予想しなければなりません。

一目均衡表の雲が随分と薄くなっており、何やら雲の下抜け寸前のような眺めですが、実は雲は捻じれていません。
結局、雲はクッションになって雲の上に戻るのではないでしょうか???
つまりこの保合いも上に抜けると見ますがどうでしょう?
 
金の調整相場が一巡したように見えます。

先週に引き続きNYファンド買越残の話ですが、通常なら11月がファンドの決算期であるはずなのに、何故10月にこれだけファンドの買玉手仕舞いが起こったのかに悩ませられるものの、何はともあれ上値が重かった原因が取り除かれてきたことは間違いありません。

今回は面白い現象も起きています(以下参照)。

<Spot Gold 日足>
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数字の発表は毎週火曜日と決まっており、発表当日に大きな陰線(買玉手仕舞いの結果)が立てば、それが数字に反映されるのは次回発表時の翌週火曜日になります。

ですから9/27(火)の陰線(売り)は、9/27(火)発表の数字(904トン)から10/4(火)発表の数字(761トン)までの143トン減の中に織り込まれているということです。

更に10/4(761トン)から10/11(605トン)までの156トン減の中には10/4の急落陰線の背後にある売りが織り込まれています。

上記で"面白い"と述べたのは次のことです。
10/7(1241.47ドル)がここまでの最安値ですが、その後相場がやや反発していても尚48トンの買越残の減少が見られることです。

相場は10/7(1241.47ドル)で底を打って次の上昇モードに入ったのか???
これだけファンドから手仕舞いが出てくればその可能性はあると思います。
あとは彼らが11月にどう動くかが注目に値するところです。
 
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