金先物投資家 マサアキ 公式ブログ ゴールドマーケットナビゲーター

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1961年生まれ。名古屋市出身。九州大学卒業。
某名門外資系企業勤務時代に先物取引に出会い、プラチナ先物取引でわずか2ヵ月で150万円を600万円に運用。
後に金先物で600万円を7000万円まで運用。現在、資産1億円以上の富裕層向けに金投資コンサルティングを展開。 ゴールドマーケットナビゲーター(ブログ・メルマガ)を運営し個人投資家に無料で情報を配信中。

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金価格と反相関関係にあるドル指数が拡大三角保合い(ロルッソーの5ポイントリバーサル)を形成していると、前回及びそれ以前の渡航記事で述べてきましたが、今もその見方に変化はございません。
今回はもう一つの見方、エリオット波動からでも同じドル指数チャートを眺めてみたいと思います。
以下をご覧下さい。

<ロルッソーの5ポイントリバーサル> 定義は6/15投稿記事を参照
2017-09-25-1.png

前回投稿時からやや進行し、ドル指数最高ポイントの1月を基点にして今月のローソク足が9本目安値の月に当たっています。

通常なら9本目底、つまりドル安の極みの可能性を述べたいタイミングですが、ロルッソーの5ポイントリバーサルの理論上、まだ下値サポートラインを下抜けていないので、それを下抜けるようなドル安がこの先まだ待っているということになります。

したがってこの先もドル安はまだ継続し、反相関関係の金価格の高騰が見込めると考えます。

次にエリオット波動から見るドルの今後ですが、その前にエリオット波動の定義を記しておきます。



<エリオット波動とは>
2017-09-25-elliott waves.png
 
上図の定義のようにドル指数週足チャートを分析すると以下のようになります。

<ドル指数週足 エリオット波動 ①> 大まかに見た場合
 
2017-09-25-2.png
天井値までの推進波はセオリー通り5波で構成されており、各々の波動を更に因数分解すると以下のようになります。
これで見ると、今後形成される波動としてはまだ大きなC波が残っていると思われます。
このC波がなければ、ロルッソーの5ポイントリバーサルも理論通りに下抜けしないはずです。

<ドル指数週足 エリオット波動 ②> 更に細かく見た場合もエリオット波動
2017-09-25-3.png

ここまで出来ている波を因数分解すると、①のチャートで大きく眺めた場合の各波の中もエリオット波動が見つけられますので、やはり上記の見方は正しいと思います。
つまりエリオット波動から見た場合とロルッソーの5ポイントリバーサルと見立てた場合のドル観測論はとても相性が良く、どちらから見てもやはりドル安(=金高)見込みという結論になります。

<Spot Gold 月足> 金相場は第5波形成の始動
 
2017-09-25-4.png 



今回は6月15日投稿記事の続きになります。
以下のチャートをご覧下さい。

【ドル指数 月足】
2017-09-08.png


あれから順調にドル安が進展しましたが、これが力強い金価格の背後にあったわけです。 
間違いなくロルッソーの5ポイントリバーサル(解説は6月15日記事参照)です。

そのセオリーから、最終的にはこの拡大三角保合いから下抜けすると読んでいますが、現時点で一目均衡表の雲の上限線(先行上限)には突き刺さり、同時に乗っていた50ヶ月移動平均線を割れ掛けている姿が見て取れます。ということは、次に目指すはその下にある65ヶ月移動平均線でしょう。

現在、同線は拡大三角保合いの下限線と交差寸前ですが、これをも割れてくると、更にその下にある100ヶ月移動平均線を目指して下りて来ると見ています。

もちろん、これは月足チャートですから、長期的な視野で述べていることです。
つまり、この眺めは、やはりドルが長期的に弱気モードに入っているということであろうと思います。
裏返して言えば、長期的に金相場はやはり強気モードにあることを示唆しているということでしょうか。



 

金相場が1920ドルで2011年9月6日に大天井をつけて以来、金価格は長い時間を掛けて沈んできました。サイクル分析などを経て、金相場はとうに大底を打っていてゆっくりと出直っている最中だと当欄では主張してきましたが、なかなかそれを体で感じ難く、多くの方達は信じられなかったことでしょう。

最近は仮想通貨や株価の高騰などもあり、たとえ一時的でも金相場から距離を置いた方達がいらっしゃったかも知れません。しかし、相場は永久に同じ様相を呈してはいません。
今回は金相場の潮目がやはり変化していたことを告げるサインが出ています。

そのサインとはどういうものか...以下のチャートをご覧下さい。シンプルです。

<長期間働いてきた上値抵抗線を上抜けた>
2017-08-22-1.png 

上のチャートをご覧頂いて直ぐ分かる通り、金相場はかなり長期間、一本の上値抵抗線に上値を抑えられてきました。

しかし、先月には遂に同線を上抜け、再び同線の下に沈むことなくそのまま上に向かっている眺めに自信が持てます。
6年弱にも亘って相場を抑え続けてきた抵抗線を上抜けたという事実は、これまで多くの人にとってまだ懐疑的だったかも知れない金相場のトレンド変化宣言に対して、容易に受け入れが出来るようになったはずだと思います。

そして更に、数年ぶりに見えた現象がまた一つ増えました。

<4年ぶりに月足の雲の中へ>
 
2017-08-22-2.png
金相場の月足チャート上に一目均衡表を被せると、一度は下抜けた雲の中に再び入っています。

相場というものは、一目均衡表の雲の上にいる時が強く、その下にいる時が弱いですので、先述の抵抗線上抜けの事実と合わせて見ると、金相場は、一目均衡表的にも再び強い相場に戻ろうとし始めていることがこの現象から分かります。

気付き難かった相場トレンドの変化に関して、良い過去例が1999~2001年の期間です。

1999年8月まで20年以上の長きに亘って下げてきた金相場の節目をこの時迎えていたことに多くの人が気付くまで、やはり3~4年位は掛かったものでした。

2001年2月につけた1999年8月と同水準の安値で作られたダブルボトムを見逃さなかった方達は、その後の確信に満ちた取り組みにより、私自身も含めて多くの果実を楽にもぎ取ることが出来ています。この時にもダブルボトムというサインが出ていたのです。

ボーっとしていると相場の潮目が変化していることを見逃してしまいます。
相場の現状把握は早めにしておきましょう。金相場はもう長期強気相場に戻っています。
 
ドル建て金相場に比べ、一目均衡表や移動平均線などのようなオーソドックスな方法以外に先を見通す手段が少ない東京金ですが、その週足チャート上に面白い現象が見えています。

もしかしたら、これが円建て金相場の先行きを教えてくれているのかも知れません。
以下のチャート上で縦に引いたラインを境に、左右対称の相場が見えています。

左右の形が全く同じというわけではありませんが、価格の上下動のリズムがそっくり同じであるという現象です。
左右で互いに対称的になっているポイントに同じ番号を附番してみました。よくご覧下さい。

2017-08-08.png
 

これを「再来相場」、または「相似形相場」などと言いますが、これは何故か市販の一般書籍で扱われていない内容です。

最後の附番は⑮ですが、ここからは暫く保合いに入ります。そして、左のパターンを見ると保合い後は"急騰"です(矢印参照)。

右のパターンを見ても最後の⑮は保合いに入っているところまで同じですが、最後はやはり左のパターンと同じく"急騰"なのでしょうか??? 何かワクワクしますね。

市場には「異市場間強気ダイバージェンス」という概念があります。

    異なる二つの市場間において同日につけた安値を、一方は割れても他方は割れなかった場合、その後の両市場は強気推移するというものです。以下の絵でその概念を把握して下さい。
これが金銀市場間において幾つか見ることが出来ます。

29072501.jpg


<Spot Gold 日足>    
2017-07-18-1.png

<Spot Silver 日足>
2017-07-18-2.png

上の二枚のチャートをご覧頂いてお分りのように、金価格と銀価格はしばしば同日に安値をつけますが、概して金価格がその安値を維持しつつも、銀価格の方は割れるというパターンが多いようです。

上の強気ダイバージェンス実例で最も低い位置は2016年12月15日安値です。銀価格はこの安値を早々に下抜いていますが、金価格は下抜かないまま上に行き、今日に至ります。

その後の2017年1月27日安値と同3月10日安値についても同様に、金価格はそれらの安値上空を維持していますが、銀価格は既に割れています。

つまり、現在の金銀市場には三つの強気ダイバージェンスが見えていますが、後者の二つについては、もしかすると間もなく消滅するかも知れません。

金相場のチャート上に描いた現行プライマリーサイクル(PC:15~21週)の形を見ると、まずこのサイクルはレフトトランスレーション(弱気型)になるようです。

前半ハーフプライマリーサイクル(HPC:8~11週)が既にレフトトランスレーション(弱気型)を確定させており、その後で後半HPCが一度天井をつけると、7/10(1207.77ドル)安値は理論的に割れてしまうことになります。

この見方からでも2017年の1/27安値と3/10安値を維持することはちょっと無理そうです。

割れてしまえば、これら二つの強気ダイバージェンスはその時点で消滅➡しばしの弱気ですが、大底打ち時に2016年12月15日安値をまだ維持出来ていれば、その後はそれが効き、再び力強く上に向く可能性があると思います。



 
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