金現物を売却する時に、重量が同じならば同じ日にどこで売っても値段は同じだ
と思ったらそれは厳密には正しくありません。
貴方が売りに出したものの状態とブランドの人気度をチェックされ、
買い取り値に影響します。また、銘柄を全然気にされないで購入する方もいらっしゃいますが、
あまりにマイナーな銘柄は一部の買い取り店に買い取りを拒否されることもありますので
その点は注意が必要です。
買い取り店の手元には買い取り価格表があります。
驚かれるかも知れませんが、
買い取り価格は一つではなく何段階かに分かれています。その表の上で最上値のことを彼等の言葉で
"トップ"というらしいのですが、
あなたが自分の金を保有している期間中、
あまり粗末な保管の仕方をしていると
彼等に"トップ"の値段で買ってもらえない可能性が高くなります。金現物購入時と購入後は以下にご注意下さい。
1.人気ブランドか有名ブランドを購入する(無名銘柄のインゴットやメイプルリーフ金貨以外は買い取りを拒否する店があります)
2.購入時に入っていたケースや密閉パックから出してしまうことは厳禁(これをやるとトップの値段では絶対に買ってもらえません)
3.殆どがケースに入っていない裸売りのラージバー(1kgと500g)
にもやたらと触るな(金にあまり直接触ると微量でも擦り減って重量が軽くなり、買い取り値が安くなります)
(売却時には買い取り店が電子天秤で精密軽量します ⇒ 例:999.97グラムとか)
結局、上記から購入時に選ぶ物は以下が無難だと分かります。
1.インゴットなら保証書兼用のプラスチックケースに入った
スイスブランドもの2.コインなら日本国内ではご婦人達に人気のメイプルリーフ金貨
(これが最も無難)(カンガルーやウィーン・ハーモニーでもまあ良いですが)
実物写真は以下参照下さい。
先の投稿記事でも述べましたが、金の買い出動時期は今です。
日々の動きをデジタルで見ているだけでは相場の回復軌道は見えなくなってしまいます。
金相場をBig Picture で見ると、金はゆったりとしながらも上値志向で動いています。
<Spot Gold 月足>↓クリックで画像拡大↓

※上記チャートは、
北辰物産の高性能相場分析ツール「DIAS Pro」を利用しております。
そして、注目すべきはボリンジャーバンドの収束であり、
バンドの収束は上下どちらかに大きく振れる前兆であると言われます。
収束している時期は年末年始の頃であり、
恐らく
雲が切り上がっていることが更なる安値阻止に効いていると思われるので、
それまで雲の下限線に張り付くように推移していくと思います。
またその頃は
バンドの中心線も下げ角度が緩やかになって同線を上に抜けて行き易くなると思い、
これが金の買い時が今のうちだと思う所以です。
ボリンジャーバンドや一目の雲の形状を見ると先の展開が見え易くなります。今回はそれらを月足チャートに適用して先を占いましたが、
日足や週足または分足チャートにも適用出来て大変便利なものです。
ボリンジャーバンドや雲の形状から相場を読む感覚を身につけたい方は、
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