約8週間続いたドル建て週足の基準線攻防でしたが、
9週目で遂に同線を割れました。
週足の雲の形状にも注目しており、
通常ならここで捻じれることが多い場面でしたが、今回捻じれは先送りされました。
したがってここから先望むことは、未だ捻じれていない雲がこれ以上下に向かないことです。
(以下Spot Gold週足参照)
<Spot Gold 週足> 雲の下を潜りそうな雰囲気↓クリックで画像拡大↓

※上記チャートは、
北辰物産の高性能相場分析ツール「DIAS Pro」を利用しております。
ダブルボトムとしては最高の理想形である二番底高でしたが
どうもその後の勢いが弱く、この動き方は実に奇妙です。
もし今回、いつもの通りここで雲が捻じれていれば、
長い右上がり矢印のようなコースを辿れたはずですが、
捻じれが延期されたことにより、週足の雲の下を潜る可能性が高くなったように感じます。
雲の下を潜った後に雲が薄い部分を狙ってくるのではないか...
以下に月足チャートでも見てみると...
<Spot Gold 月足> これでも下値はサポートされていそうだ↓クリックで画像拡大↓

ドル建て月足チャートにボリンジャーバンドを被せてみると、
バンドの中心線と下限線の中間線が下値をサポートしているように見えています。
しかしその線がまだ若干下げているため、その下げに沿って同線上を滑り落ちている様子です。
この動きがあと1~2ヵ月続けば、
週足で見た"雲の下を潜りそう"な状況も辻褄が合いそうな気もします。
これも今回の下げ方スケールが大きかったことによる
後始末の一環として受け入れなければならないのでしょう。
何といっても今回は、
2008年リーマンショック暴落時の2倍を超える下げ幅だったのですから...
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