金先物投資家 マサアキ 公式ブログ ゴールドマーケットナビゲーター

  • ブログ
  • 金相場予想
  • セミナー
  • ゴールドメンバーズ

1961年生まれ。名古屋市出身。九州大学卒業。
某名門外資系企業勤務時代に先物取引に出会い、プラチナ先物取引でわずか2ヵ月で150万円を600万円に運用。
後に金先物で600万円を7000万円まで運用。現在、資産1億円以上の富裕層向けに金投資コンサルティングを展開。 ゴールドマーケットナビゲーター(ブログ・メルマガ)を運営し個人投資家に無料で情報を配信中。

公式メルマガご登録

こんにちは。
マサアキです。


市販本を立ち読みしていると、

4月16日の1321ドルが記念すべき底値だったかのような記述を見ることがあります。

確かに2011年9月6日の1920ドルから見れば

599ドルもの大下げポイントである先々月の1321ドルは、

格的には大底値として申し分の無い安値だと思います。

値幅の大きさだけを見れば...です。


私は、あともう少し下げ余地があると思っています。 

そして、底値は今月末辺りを想定しており、

あと2週間位で底に辿り着くのかなという目で見ています。 

相場が向かっている先には "目標値" というものがあります。

そして、相場は "目標値" に到達しない限り反転してくれません。


相場の目標値は、テクニカル的な節目が選ばれます(に相当します)。

ここでいう"節目"というのは、移動平均線や一目均衡表の転換線や基準線、

または、ボリンジャーバンドの上限線や下限線などのことです。

不思議に相場はそれらの線を跨いで底を打つというような中途半端な状態を作りません。

底値はいつも何かの上に乗って終わります。

もし、何かを跨いでいるような終わり方をしたら、

それはまだ底に至る途中過程にあると見るべきです。


具体例を実際のチャートで見て下さい。

<Spot Gold  月足 移動平均線> チャート中の二箇所を比較すると違いは明らか

↓クリックで画像拡大↓
66.jpg
※上記チャートは、北辰物産の「DIAS Pro」を利用しております。


上のチャートはドル建てゴールドの月足です。

左の矢印が指しているのは2008年10月時のリーマン破綻相場が作った底値です。


その安値が40ヶ月移動平均線の上に "きれいに" 乗っているのが見えると思いますが、

底値とはこのように "きれいな" 形を残して確定しています。



一方で右の矢印は上述の4月16日安値1321ドルですが、比べてみて如何でしょう?

リーマン底の形を 「xxx線の上にきれいに乗っている」と言うように、

4月16日の1321ドル安値についても同じ表現が出来るでしょうか?

この時の安値は何の上にも "きれい" に乗ってはいません。

むしろ 50ヶ月移動平均線を"跨いで" います。

その終わり方は決して美しくはなく、むしろ醜いです。


現在の金相場が、2008年10月時のように "きれい" な形で、

今からこの先に底値を迎えようとすれば、

予想する底値は1321ドルより下に求めないと無理だと思います。


つまり、私は現在の金相場は1321ドルではまだ底をつけたわけでなく、

この値段より下で調整を終わると見ています。

これが、金相場が今尚下がっている理由だと思います。


金相場が下げている時の下げ止まりメドとしてどういうものがあるのかを知りたいと思う方は、

私の無料メルマガを読んでみて下さい。

その中で全て具体的に書いています。


では、また。


 
2013/06/17 21:29

マサアキ×ヴィーナス

ヴィーナス

金先物業者の名門
フジフューチャーズとマサアキの
タイアップ企画。
このブログから口座開設し5枚以上取引したら、もれなく「金」読本
(日経BP)をプレゼント!

マサアキ×日産センチュリー

日産センチュリー

このブログから口座開設し3取引以上したら、 もれなく「商品先物取引入門の本」をプレゼント!

純金積立 楽天証券

ネット証券初の月1千円から出来る純金積立は、 楽天証券だけです。
金投資の一種ですが、低資金で始められるため、 近年非常に人気です。
私も定期預金代わりにやっています。

先頭へ戻る