こんにちは。
マサアキです。
一昨日の4月15日、ドル建て金価格は
一日に動いた幅としては史上最大の下落幅を見ました。
その幅は
何と160ドルにも及び、
2008年10月10日の108ドル下落を遥かに超えました。
2008年10月といえばあのリーマン暴落の時であり、
前回8.5年サイクルの底値模索時です。
今回の落ち方もその暴落振りは当時と全く同じです。
明らかに長期サイクルの節目を模索した動きであることは間違いありません。
2011年12月29日の1522ドルを下抜かないで1800ドルを超えて上がっていれば、
金はその安値が34ヶ月サイクルの底値となり、
今頃はとうに2000ドルの上で推移していたことでしょう。
しかし、合計3回チャレンジするも1800ドルを超えることは出来ず、
逆に1522ドルを下抜けたことが新たな下値模索を呼ぶ結果になり、
現在尚その真っ最中です。
これでドル建て金相場は、
現在ある長期サイクルが二つに分れる(2位相)ということになり、
どうやらその前半の
ハーフサイクルの全上げ幅1239ドルに対する修正中
であると思われます。
これ程の
大きな上げ幅に対する修正なのですから、
それ相応の大きな修正になることは道理です。
これで金相場が終わったなどとは思わないで下さい。
とにかく
今の金相場は変動が大きいのです。
下がった幅だけを感情的に見てしまうと終わったように見えてしまうと思います。
何が起こっても相場を冷静に見るメンタルトレーニングもトレーダーには必要です。
この先、金相場はどのようなチャートパターンを描きながら
何を節目に選んで下げ止まり、再上昇を開始するのでしょうか。
金相場のテクニカルを勉強すると金相場の未来予想図が描ける場合が多くなります。
何の根拠も無い当てずっぽうの予想はまず当たることはありませんが、
テクニカルの教科書は相場の交通ルールブックです。
これらを覚えることによって先の動きが段々と見えてくるようになり、
金相場の未来や近未来がシナリオとして描けてくることが多くなってくるものなのです。
これを機会にあなたも是非、相場の勉強を始めてみて下さい。
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サイクル論やチャートパターンなどについても惜しげもなく書いています。
是非、参考に読んでみて下さい。
では、また。