こんにちは。
マサアキです。
今日は、私の
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「相場の窓」とは何か?
と質問されましたので、これをご説明しておこうと思います。
相場ではローソク足チャートが主流ですが、
ローソク足から次のローソク足に移る時、
前のローソク足が含む値段と重なる値段帯が概ねあるものです。
しかし、相場が急に上げたり下げたりすると、
隣のローソク足と重なる値段帯が全く無い空白地帯が出来ることがあります。
その
"空白地帯" のことを相場の "窓" といい、英語では "gap(ギャップ)"と呼ばれています。下図でそのイメージを掴んで下さい。

実は、この「相場の窓」が話題になるのには理由があります。
それは、上下いずれに動いている時でもこの "窓" が出来ると、
出来たその空白を埋めるために、
窓のある位置まで引き戻されるという現象が相場ではよく起こります。
つまり、相場が急騰して窓を開けて上に行った価格は、下に開けた窓を埋めるために、
いつか少なくともその位置まで値が下がってくると予想出来ます。反対に急落で窓を開けながら下げた相場は、その窓を埋めるために、
いつかは、少なくともその位置まで値を上げることが予想出来るというわけです。これを
「窓埋めの法則」と呼ぶ人がいます。
この「窓埋め」はかなりの高確率で実現しますが、
時々実現しない(捨て窓と呼ばれます)こともあったりするので、
法則とまで呼べるものかどうかは分かりません。
しかし、「窓」が出来た時は必ずその埋まる位置を記録しておいた方が良いでしょう。
よく誤解されるのですが、「窓」は出来てから直ぐに埋まるわけではなく、
きちんとトレンドが反転してからということになります。そこは注意しなければいけません。
それで現在の円建て金価格ですが、ちょうど近々ある窓を埋めようとしているように見えます。
この記事を執筆中の現在、窓埋めポイントからやや落ちて4250円ですが、
日足チャートで見ればもう射程距離内ですね。
【東京金 日足】↓クリックで画像拡大↓

※上記チャートは、
北辰物産の「DIAS Pro」を利用しております。
相場には、このように相場を読む便利なサインや指標がたくさん存在します。
「窓」などはその中では、どちらかといえばマイナー的な存在です。
相場で稼ぐ人達は皆、こういうサインや指標を修得して活用しているものです。
だから稼ぐ人達は、いつも稼ぐ側に回れるのです。そういうものを自分も勉強したいから教えてくれという方は、
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内容は盛りだくさんです。
では、また。