こんにちは。
マサアキです。
最近、
無料メルマガ会員様の方からメールを頂くことが大変多くなりました。
毎日必ず何通かのメールの返信に時間を割いています。
色々な方とのやり取りの中で気付くのは、
比較的
近視眼的に相場を見ている方が余りにも多いことです。
理解は出来ます。
僅か2~3日で200円位動いてしまうような今の金相場ですから、
そうなるのも無理はないと思います。
しかし、
相場にはまず大局的トレンドという大きな流れがあります。「木を見て森を見ず」という言葉でいうなら "森" に相当する話です。
こんな変動の大きい時代ですから、
自分は短期トレードしかしないと決めている人もきっと多いと思います。
そんな彼らは、ある程度の値幅を利として含んだら直ぐに決済するから、
自分にはトレンドは関係ないと言います。
しかし、それはどうでしょう。
私はそれは正しくないと思います。
一方向に向かう大きな流れの中の上下動でも、
力強いのはやはりトレンドと同じ方向への動きです。
何故なら上昇トレンドの中では、上昇の時間の方が下落の時間よりも長いからです。
逆に下落トレンドの中では、
上昇に使われる時間より下落している時間の方が長いという特徴があります。
よく考えてみれば、極当たり前なこの事実を忘れてはいけません。
実際にチャートを見ればそれは一目瞭然です。
<上昇トレンドの中の下げ時間> 日計りでも買いで美味しい相場だった
※上記チャートは、
北辰物産の「DIAS Pro」を利用しております。
<下降トレンドの中の上げ時間> 日計りでも売りで美味しい相場だった
相対するこの二つのケースは全然公平ではないようですね。
上昇トレンドの中の下げは、まあ上手くやれば何とか利に結びつくこともありそうですが、
下降トレンドの中の反騰狙いの買いはちょっと難しそうですね。
かなり深く下げると、落ち着いた人なら、
「もうここら辺で買えば反騰で利益は取れるだろう」
と判断して、少し打診買いに走りたいところだと思います。
しかし場面にも拠りますが、上のサンプル場面のようなきつい下げトレンドの中では、
いくら日計りでも、エントリーしては外れ、
再びエントリーしてもまた外れ...
と外れが重なって嫌気が差し、戦意喪失してしまったことでしょう。
スイングトレーダーはもちろんですが、
日計りトレーダーでもやはり大局的トレンドを把握した上で取り組むべきと考えます。
自分は極短期トレード派だという方でも、
トレンドの方向に向いてポジションを取る方が楽に望む結果が出易いはずです。
動く値幅を当てることは容易ではありませんが、
相場が向く方向を見定めることは相場において第一に重要なことです。しかしそれは楽しい作業でもあります。
その方向が読めた時は、ちょうど
数学の問題が解けた時の感覚によく似ています。相場の向きを読むためには反転のサインになるものや
気著言うの強弱を判断する物差しを多く知ることが最も有効です。
商品市場に限らず、FXや株式市場にも適用出来るテクニカル知識はありますが、
金先物市場で成功するためには、
ドル円や株式とは無関係で
金独特のテクニカル知識をつけるのが近道です。
金独特の...って何だ?と興味がある方は
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そこに書いてあることは、多くの方が全然知らないことが満載です。
是非それで楽しく力をつけ、金市場から美味しい果実を捥ぎ取って下さい。
では、また。