こんにちは。
マサアキです。
6月28日の1180.30ドル(Spot Gold )から2週間が過ぎました。
2013年7月15日現在、この安値はまだ下抜かれていません。
あれから今日までに120ドル位上げたところがありましたが、
何せ今の金相場は大きく振れますから
200~300ドル位上げてくれないと安心出来ませんよね(笑)
しかし、それを待ってからエントリーするのでは絶好のポイントは逃してしまいます。
あまりにも執拗な下げが長期間続くと、
まだ下げるのではないかという方向に人間の心理は傾いていきます。
下げが止まっても、下げ止っている時間は、次なる下げの準備期間に見えてくるようになり(底に至るまでは実際にそういうことを繰り返しますから)
それはまるで、続落教祖に洗脳されたような状態です。
現在、一応反騰中ですが、やはりまだ疑いの目から抜けられない人がいることでしょう。
ここは
「相場は懐疑の中で育つ」という格言を思い出さなければならない場面かも知れません。
要は、思惑が外れた時の対処を予め決めておくことが重要です。
ここでゴールドの週足チャートを眺めてみましょう。
<Spot Gold 週足>
※上記チャートは、
北辰物産の「DIAS Pro」を利用しております。
このチャートを見て注目したいのは以下の3点です。
1.下げ止まっている基準線基準線が下げている間の相場は弱気ですので、
基準線の下げが止まっていることは底打ち期待にとって
十分条件にはなりませんが、
必要条件ではあります。2.現在価格位置が一目の雲から大きく乖離している一目の雲からある程度以上に(上にも下にも)大きく乖離している状態は、
相場が歪んでいる状態です。
ちょうどそれは、
ゴムが伸び切るまでその後の強い反動力を溜めているような状態です。
下に伸び切って限界点に達すれば、いずれ上に向かって大きく反転することは確実です。
このチャートはそのような状態にあるように見えます。
3.現在価格位置がボリンジャーバンドの下げ止まりポイントに近い6月28日に1180.30ドル(スポット)をつけて以降、
週足のボリンジャーバンドの下垂れは止まっています。
現在価格位置からもまだ大きく下に垂れていると、
反騰しても右下に流れるバンドの構成線にぶつかった瞬間、
その線と同じ方向に流されることが多いため、
ここでのバンドの下げ止まりは買い安心感を与えてくれます。
上記はドル建ての週足チャートだけで述べた
大まかな雑感です。
ボラも大きい時代ですので、これだけで今直ぐ飛びつくことは危険です。
本格的な分析となれば日足はもちろん、
分足チャートの細かい箇所まで分析することになります。相場は、エントリーも決済も決断の連続です。
売買を決断するためには、自分の中にその根拠が必要です。
根拠として拠って立てるものが自分の中にあれば、
それを信じて踏み込むしか開ける道はありません。
万一それでも間違った場合の対処だけ予め決めておけば良いのです。
まずは、
森全体を見て大局的な流れを掴むことから相場は始まります。始めに月足を見て、
次に週足、日足...果ては場合によっては2時間足や30分足くらいまで、
分析はドンドンと因数分解していきます。因数分解の前に、森の見方さえもまだ分かっていないと思う方は、
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そこに書いてある内容を覚えれば、
森も読めるし因数分解も出来るようになりそうな気がする...と思えるはずです。
では、また。