こんにちは。
マサアキです。
金相場はちょうど一つの長期(4.25年)サイクルの
節目をつけようとしている局面にある
と見ています。
先月の急落がまだ記憶に新しいところですが、あれが底だったのかどうか・・・
あるテクニカル理由で確信出来ずにおり、
日々固唾を呑んで金相場のチャートを見守っています。
あれで底を既につけたにせよ、これからつけるにせよ、
いずれの場合でも
調整期間はいよいよ
最終局面に入ったように思います。
では、一旦その節目をつけた後はどんな展開になるのでしょう?
私が提案する一つの可能性は
リバース・ヘッド・アンド・ショルダー・・・いわゆる
逆三尊パターンです。
【Spot Gold 月足 チャートパターン】 こんな道筋を辿るのだろうか? ↓クリックで画像拡大↓

※上記チャートは、
北辰物産の「DIAS Pro」を利用しております。
金相場では、
最も深く押したところを逆三尊のヘッドにした出直り方をしばしば見せる傾向があり、
すぐに記憶から引き出せるところでは、
2008年のリーマン急落相場の時にも形成されたチャートパターンです。
回復するまでにあれほど長い時間(1年以上)をかけた相場は当時まで経験がなく、
かなり苛立ちを覚えていたことを思い出します。
しかし、今回はそのスケールの違いがチャートを見て一目瞭然です。
このようにチャートをBig Picture として眺めれば、
これ程長く新高値の更新を見ていない理由が少しは納得出来そうな気がしてこないでしょうか?
直近天井は、もう一昨年にもなってしまった2011年9月の1920ドルです。
金相場が上昇トレンドを開始した1999~2001年以降、
前年の高値を1年間にわたって更新出来なかった年は2012年が初めてです。
この年を除けば、それまで金相場は毎年高値を更新していました。
それ程に1920ドル以降の調整期間が長引いているということです。
短期間で大きく駆け上がって行った相場の反動の結果は、
このような長い調整期間を強いられることを、私達は今後のために覚えておくべきでしょう。
今回話題にしたいのは、期待通り逆三尊が形成されたとしたら、その後の展開です。
通常、
逆三尊はそのパターンを完成させた後に爆発的な上昇力を見せます。一応
このパターンにも独自の"目標値"なるものがあるのですが、
遥かにそれ以上のところまで上りつめることが多いようです。
それはチャート中に見える2008年の逆三尊パターン完了後の展開を見てもよく分かります。
今回のサイズでこのような上昇が起こったら、一体どこまで行くことになるのでしょうか?
目先の動きが大事な先物やCFDトレーダーは別にして、
既に安い値段で金現物を買い込んでいる向きにはワクワクしてくるような話ですよね。
目標値以上まで行くことが多いと言っても、その目標値さえわからんと言われる人は、
私の
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その内容は金相場のテクニカル教室になっています。
逆三尊を含む主なチャートパターンについても目標値を含めて解説していますが、
そればかりではありません。
金相場のサイクルの読み方や相場の天底判断方法など内容は盛り沢山です。
宜しければどうぞお取り寄せ下さい。
では、また。
(注意) チャートに描いた絵はあくまで私の想像の産物であり、
おおまかにイメージを伝える目的のものです。
特に横軸(時間軸)は精密ではないことにご注意下さい。