こんにちは。
マサアキです。
ドル円相場は遂に1ドル100円台に突入しました。
少し前は、ドル建て金相場よりも円安の方が皆さん気になっていたようで、
ドル円相場の見通しをよく質問されたものです。
今回のタイミングでの100円突破に当たっては、
最近、一部の人にはその可能性を示唆しておりました。
そのサインが日足チャートの中に見えていたからです(以下のチャート参照)。
【ドル円 日足 チャートパターン】アセンディング・トライアングル↓クリックで画像拡大↓

※上記チャートは、
北辰物産の「DIAS Pro」を利用しております。
実は、ドル円日足のチャートパターンが
アセンディング・トライアングルを形成していたのです。
このパターンは金相場そのものでも散見される
典型的な中段保合いの形です。
同一価格水準でしばらくの間は価格が頭を抑えられますが、
いずれその水準を上抜けることが分かっているパターンなので楽に先が見通せるわけです。
今回のパターンで
その頭打ち水準(=上値抵抗線)はちょうど100円レベルだったため、
目先の100円抜けはまず必至だろうと見ていたわけです。
テクニカルとは便利ですよね。
今度は月足を見て下さい。
もう一つ気付くことが出てきます(以下のチャート参照)。
【ドル円 月足 基本数値】今回の円安トレンド着火点は2012年9月↓クリックで画像拡大↓

昨年9月の77円13銭というドル安値を基点に、
ほぼ完全に一本調子で始まった今回の円安は、
月足チャートで見ると今月が基本数値9本目です。
今回の "9本目" は、明らかにドルの節目高値としての9本目になりそうです。
どんなにトレンド相場にも "一服" する時期があります。
今月を節目に来月以降、少しは
円が反騰するのではないかと思います。
チャートパターンや基本数値は、もちろん金相場をはじめ全てのマーケットに適用出来ます。
とても便利なテクニカル分析ツールです。
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では、また。