金先物投資家 マサアキ 公式ブログ ゴールドマーケットナビゲーター

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1961年生まれ。名古屋市出身。九州大学卒業。
某名門外資系企業勤務時代に先物取引に出会い、プラチナ先物取引でわずか2ヵ月で150万円を600万円に運用。
後に金先物で600万円を7000万円まで運用。現在、資産1億円以上の富裕層向けに金投資コンサルティングを展開。 ゴールドマーケットナビゲーター(ブログ・メルマガ)を運営し個人投資家に無料で情報を配信中。

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こんにちは。
マサアキです。


先日、ある私の無料メルマガ会員さんから質問を頂きました。


「世界で産金国として上位にランキングされている国は

南アフリカ以外にどこがありますか?」


と聞かれたのですが、

やはり南アフリカ共和国(以下、南ア)という国名は

産金国としてイメージが定着しているんですね。

確かに南アは今でも産金国として上位に位置していますが、

かつての勢いは全く無くなっています。 


現在、南アは金産出国として世界第3位に転落しています。

確かにその昔、南アは年間産出量1000トン(1980年)という

凄まじい程の数字をあげる程だったんですけどね・・・


その産金国ランキングは、

2009年時のやや古いデータで恐縮ですが上から順に下記の通りです。

1. 中国         324トン   
2. オーストラリア    222.8トン 
3. 南アフリカ       219.8トン
4. アメリカ合衆国     219.2トン
5. ロシア        205.2トン
6. ペルー         182.4トン
7. インドネシア      157.5トン
8. カナダ          96トン
9. ガーナ         90.3トン
10. ウズベキスタン    74.5トン



南アが第1位の座を明け渡したのはそれほど前のことではありません。

ほんの数年前まで確かにまだ首位でしたが、

年々過酷になっていく採掘条件には勝てず、

ドンドン採れる金の量が減り、他国の産出量を下回るようになっていったのです。


実は、近年の金価格上昇の一つの主な要因として、

産金国としての南アの凋落があります。

金を採掘するのは産金会社です。 

金を採掘する会社である以上、

金の採掘コスト(以下、産金コスト)という数字が会社経営にはつきまといます。 

年々過酷になっていく採掘条件は当然のことながら産金コストを引き上げ、

金の採掘継続のためには、金価格はどうしても一緒に高くなって行かざるを得ません。


産金コストの詳しい数字についてはいずれ機会があればその時に触れますが、

南アの金鉱山は地中深く数千メートルも下がって行ったところにあり、

採掘すればするほどに奥深く下がっていくことになるので、

南ア産金コストの増加は不可避であり、その増加スピードもかなり速いことでしょう。


斜陽の南アに対して目覚しいのは、少し前まで産金国ランキングで

その国名を見たことがなかった中国です。

ここ数年の金価格の動向を見て国策に舵を取り、

一気に首位の座を奪ったしまったパワーは、

まさにこの国はここでも飛ぶ鳥を落とす勢いです。


しかし、かつての南アの年間1000トンという数字に比べれば、

324トンとはさほど大した数字ではありません。 

むしろ中国は「金嗜好性世界一」としての方がクローズアップされている国であり、

自国の産金量は恐らく外国へは還流せず、内需に向かっていることでしょう。


中国が金に関するランキングでベスト10に入るのは、

産金量以外に、もう一つ、国家としての「金退蔵量」というものがあり、

2009年データで1054トンと第6位で、これも一気に駆け上がってきた位置です。 

第3位のIMFは国家ではありませんので、国家としては実質第5位です。 


続いて注目に値するのが資源国の代表格で第5位のロシアです。

この国は以前からベスト10に入っている国ではありましたが

着実に産金量を増やし、第5位まで躍進してきました。 



しかしご他聞に漏れず、

ロシアも飛躍的に伸ばしたのは、産金量よりも国家としての 「金退蔵量」の方です。 

以前の175トン程度から760トンレベルまでと、こちらも凄い伸び方です。

中国同様、国策の舵を切った結果でしょう。

ついに我らが日本国とほぼ同水準(765トン)に追いつかれてしまいました。 

日本がロシアに金退蔵量で抜かれてしまうのはもう時間の問題でしょう。

彼らは日本と違い、国策も自由で金の積み増しに関して

誰にも遠慮することはありませんので。


上記のように、金の産出国世界ランキングで最も光っているのが

第1位の中国と第5位のロシアの新興2カ国であり、

これら二カ国は国策として金の退蔵量を増やすことに尽力しているため、

彼らの産金量増加が金価格下落に影響を与えるリスクは実質ゼロ
であり、 

むしろ産金国南アの著しい凋落が引き起こす産金コスト増加が

金価格上昇に与える影響の方が大きい
と言えそうです。


では、また。

 

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