こんにちは。
マサアキです。
金相場がこれから上がろうとしているのか、
あるいは下がろうとしているのかが分かるとトレードに便利ですよね。
当たったか外れたかは別に(相場にはダマシもありますから)、
チャートから今後の動向を読みとろうとする手段がテクニカル分析です。
目先の価格動向を予想するに当たって最も想像力を膨らませるものは、
一目均衡表の雲ではないかと私は思います。
実際にいくつかのチャートを見てみましょう。
<ドル建てゴールド2時間足> 雲の上に抜け出た強い動き
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※上記チャートは、
北辰物産の「DIAS」を利用しております。
11月2日(金)の雇用統計は金相場も急落を見せました。
しかし、その後は下落幅を一気に取り戻す回復幅で非常に強い動きです。
ここでは、一目均衡表の雲を下から上に既に抜け出ているところに着眼して下さい。
そして次の6時間足を見ましょう。
<ドル建てゴールド6時間足> 雲の外に出そうだが・・・
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※上記チャートは、
コチラの業者のチャートを利用しております。
6時間足も雲の下から中に入り、ほとんど上に出掛かってています。
雲の上に出るのは時間の問題と思われますが、
気になるのは右に垂れている雲の形です。
これはどこかで一度ちょっと下げるかな???といった印象を受けます。
最後は12時間足です。
<ドル建てゴールド12時間足> やはり下から雲の中に入ってきている
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※上記チャートは、
北辰物産の「DIAS」を利用しております。
こちらも雲の中に入ってきていますので、 買い方視点的に好い兆候です。
12時間足もいずれ雲の上に出るでしょうけれども、
雲がやはり右に垂れているので、
価格も一旦どこかで少し下げてから
・・・それから上に出るといった動きになる予感がします。
ところで上の6時間足と12時間足チャートは、ある目的で縮小しています。
チャート中に引いたトレンドライン(=サポートライン)が見えると思われますが、
ラインの意味はもうお分かりですね?
11月2日の雇用統計発表の後で下げた金相場が下げ切り、
反騰したポイントはそのサポートラインの上にあったのです。
これだけしっかりと跳ねていれば、このサポートラインは今尚効いており、
今後もしばらく金価格はこのサポートラインの上を推移していく
と見做して差し支えはないでしょう。
下垂れしている一目の雲もそのサポートラインの上にあります。
金価格がこのサポートラインを下抜けないのなら、
12時間足についても雲の上に抜けて行きそうだ・・・と私は見ます。
上記で、雲を上抜けるにしても抜け方が問題だと書きました。
その抜け方の動きを予想するのは、
また別の角度から別のテクニカル手段で相場を見たりします。
相場の分析には、ありとあらゆる手段を総動員します。
それは一目均衡表以外にも、
移動平均線だったり、ボリンジャーバンドだったり、またサイクル論などだったりします。
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特に
サイクル論は金相場独自のもので、内容的には他に比類がありません。
自慢しちゃいました(笑)。 でも本当です。
では、また。