こんにちは。
マサアキです。
いつも不思議で奇妙なのは、
円建て金価格とドル建て金価格は同時に節目を迎えることです。
まずは2012年11月1日現在のチャートを眺めてみましょう。
【東京金 日足 移動平均線】 52日移動平均線でとりあえず跳ねている
↓クリックで画像拡大↓

※上記チャートは、
コチラの業者のチャートを利用しております。
【Spot Gold 日足 移動平均線】 65日移動平均線上 と ×0.382押しで跳ねている
↓クリックで画像拡大↓

※上記チャートは、
北辰物産の「DIAS」を利用しております。
ブログなので書きスペースの都合上、お伝えしたいことの要点を掻い摘んで書きます。
まず、金価格が天井から落ちてきて止まるポイントは、
ドル建ても円建てもタイミングはいつも同じであることが多いです。
今回は、円建て東京金が52日移動平均線、
そしてドル建てゴールドが65日移動平均線と
それぞれ同時に
金相場の重要平均線(1)
でとりあえず跳ねました。
従来ですと、
円建て金の方がドル建てゴールドよりも深く押すことが多かったのですが、
今回は珍しく逆になっています。
ただし円建て金で一つ気になるのは、
現在値より下に
窓が開いていることです。
窓埋め(2) のケースが多いことを考慮すれば
下値警戒感が残ります。
一方ドル建てゴールドについてですが、
2012年6月28日の1548ドルから2012年10月5日の1795.83ドルまでに
248ドル上昇しています。
今回、この上昇幅の
黄金率(3)の×0.382倍修正ポイントが、
ちょうど65日移動平均線に一致したという大変面白い現象が出ています。
このように
複数の節目が一致するという現象は、
金相場ではしばしばあることです。
ドル建てゴールドは実に見事な跳ね方をしているのですが、円建て金の場合は、
開けられた窓のために、まだ目先がスッキリしません。
スイング派はまだ下を警戒しておいた方が良いでしょう。
上記の下線部(1)については、
私の
無料メルマガ読者の方は直ぐに分かったと思います。
そこに書いてあった移動平均線はやっぱり金相場の節目になることが
今回の相場を見てもお分かりでしょう?
いずれ(2)の窓埋めと(3)の黄金率についてもその中で改めて書きます。
では、また。